お菓子や石井さんが、Cup参戦を思いたったあたりから、実際にEAST−1 2Vクラス参戦。
デビューレースで周囲を驚かす予選ポールポジション、決勝3位、めでたく(?)一発卒業してしまいました。
ここまでに至る、様々な経緯をハード・ソフト両面から語っていただいております。
石井さんの着実で真面目で真剣な取り組みは、これから参戦を予定されている方や、参戦中の方々にも大いに参考となるのではないでしょうか。
それでは、石井さん、宜しく!

以下、ブログ上で2006年7月〜10月まで展開していただいた石井さんのコメントを中心に記載しました。


うわ〜。え、ええらいことになってしまいました。
本人はお気楽に考えていましたので・・・。でもこれから1人でもレ−スやサ−キット走行に興味を持った人が増えていただければ自分も大変嬉しいので想いのままに書き込ませていただきます。

CUPに参戦したいと思ったきっかけをたどると、2年前の茂原での銀鳥さんの走行会でした。3月の1番最初の走行会です。
その時はまだ、SSは購入していませんでした。今でも所有しているホンダのX-11で見学でした。
たしか新垣さん、トニ−さん、タカテルさんがいらしていて、最後にミニレ−スをやっていたと思います。
サ−キットでの走行を生でしかもプロの人達が走っているのを見て、どぎもを抜かれました。
自分もこんな風に走れたらな〜と。さっそく 6月の走行会に申し込み 参加いたしました。
これが自分のサ−キットデビュ−でした。

ワインディングなどで気持ちよく走っているイメ−ジで走行できると思ってましたが、みごとに打ち砕かれました。
俺ってバイク乗るのヘタクソ?と思うくらいダメダメでした。
しかし、仕事柄ヘタクソな奴は練習せぇ〜というのを19歳のときからたたきこまれている自分は、こりずにその年は5回も参加しました。
おかげで5回目には58秒台で走れるようになれました。
継続は力なりと言いますが、まさにそのとうりです 。
この時にDUCATI-CUPの存在を知り、参加してみたいな〜と思いました。

12月は自分のお店が忙しい時期なのでバイクはおあずけのときです。
寒い時期ですし、怪我
などしたら間違いなく社長からクビを宣告されるからです。
しかしこの期間に茂原で知り合いになったI藤さんからTELが、
「ちょっとツ−にいかない?」と。
う〜ん今日は天気もいいし路面も良さそうだから「行きますか。」
でもX-11だと飛ばすとキケンだからもう1台のオフ車で行きます。
途中でI藤さんが「SS乗ってみる〜?」と悪魔のささやき。
いいです、いいです。(心の中は乗りて〜)でもあまり断るのも失礼?なのでちょっと拝借。
ひとのバイクなので無茶せずマイペ−スで、なのにスゲ−楽しい。
以前VTR-FやSP-1に乗ったことはあるのですが買ってまで乗りたいとは思いませんでした。
スペックも劣るのになぜか楽しいのです。
借りて乗ってマイペ−スでこれだけ楽しいのだから買ってマイバイクとして乗れたらどんなに楽しいのだろうか?
う〜んDUCATIほしい〜。と毎日考えながらクリスマスケ−キを作ってました。
その間にも銀鳥さんから748Rがありまして〜どうですか〜?と悪魔のささやきがありましたが、12月はクリスマスで忙しいので年内は、ときっぱり?その時はお断りしました。
年明けに残っていたら買おう、売れていたら縁がなかったということで。
はい、みごとに縁がありませんでした。でも今思うとこれは本当によかったとおもいます。なぜかというのは、つぎのお話で・・・。


忙しい年末年始の仕事を終えて最初のお休み。バイクの謹慎期間を終えてX-11にて銀鳥さんへ。
ななよんはちあ〜るはあ〜る〜か〜な〜?と向かったのですが、みごとに撃沈。
やっぱり縁がなかったのね〜とちょっとがっかり。
これがなければSSと決めていたので?3時間位なやんで購入決定。色は人と一緒がキライなのでグレ−にしました。
ついにDUCATIライフとCUPに向けてのスタ−トです。2ヶ月ほどたちSS君納車。
上から眺めると美しい女性のボディのよう(う〜ん変態ですな〜)。
最初の休みに300KMほど走行。5000回転位しか回してませんがとにかく楽しいの一言。
ナラシが終わって回せるようになったらとワクワクしてました。ただ1つ不満はステップが 滑りやすいという事でした。
これは1000KM点検後、交換しました。ステップワ−クに関してはトライアルのスク−ルや新垣さんの講習でいかに大切かということを感じとっていたので1番初めに変えたパ−ツでした。
トライアルはロードの全日本のプロでもオフに練習に取り入れている方もいる位です。オンロ−ドと比べて、危険のない速度でバイクの挙動のがわかるので1度やってみるといい勉強になると思います。

さてさて、続きのお話ですが、ステップ荷重。
トライアルのフルロック8の字でステップは第2のステアリングといわれる意味を理解できるようになったので、X-11のような車重250KGもあるバイクでもコ−ナ−リング(特にタイトなコ−ナ−)が非常に楽に(特に腕にチカラが入らなくなり)できる様になりました。
茂原の切り替えしの後の5コ−ナ−などは”バン”と内足のステップを踏み込むと、くるっと向きが変わります。1度お試しあれ〜。

筑波で10秒切るまではノ−マルのままで、と思っていましたがステップとリアサスのバネだけはサ−キット走行する前に変えていました。
言ってることが違うじゃんと思うかもしれませんがあくまでもパワ−アップという視点でのノ−マルという解釈としてください。
ステップに関しては先のような理由です。
リアサスに関しては牧野さんに「SSは70〜80KGの人でタンデムをするという前提のバネになっているよ。」というのを聞いていたので、自分は体重50KGで1人乗りが前提なので迷わず変更。
12kgfから7.5kgfに変えました。これに関してはリアサスをしっかり仕事をさせてタイヤがしっかりと路面に食いつくという働きをさせるためです。これにプラスしてシ−トをレ−ス用に換えるとリアからの情報がよくわかります。

1/28にライセンスを取得し2/6がファミリ-走行デビュ-でした。
半年ぶり位の筑波で2本ほど走行しましたが仲間に2回も抜かれる始末でした。
まだこのときはP-LAPはつけてなかったのでタイムはわかりませんが、1'20秒は切れてなかったと思います。
この時は帰り道にてレ−ス参戦なんて自分には無謀だったかな〜、ライセンスなんか取らずに年2〜3回位走行会くらいで楽しむ程度でよかったのではないかと少々落ち込んでいました。

でもライセンスまで取得してSSもCUPに出るために購入したのに、ここであきらめたらと、思い直してここから練習の日々が始まりました。

2/26、2回目の筑波走行。この日にP-LAP購入したのでまだタイムは不明。
でも、10秒は切れていない模様。
この後次の走行まで、2週間あるので24ヶ月点検を兼ねてバ−ジョンUP。
スプロケ38から40に、チェ−ン、タイヤ(BT-002)に変更。
これが次の走行にドンピシャでした。

さて、3月最初の筑波、おNEWのBT-002にて走行。
今回はヘルパ−I藤さんをAM4:00に起こして同行、カメラも趣味でやっているので後でライディングのチェックもできる心強い味方です。
タイムは1'13秒、まずまずの走りでした。
初めはスプロケ変更のためギクシャクしていましたが2本目あたりからはいいフィ−リングでした。
帰りに銀鳥さんに寄り、牧野さんに報告、「CUPまでには10秒切っときたいね」とのこと。
あと3ヶ月あるので自分も「そこまではいきたいな〜」と思ってました。その時、
「ブレ−キレバ−は何本かけている?」との問いに
「 1本です」と答えた自分。牧野さんは深くは答えず、でも意味深な雰囲気、ここに何か秘密があるのではと考え、次回の課題に。
そうこれが自分が10秒を切るきっかけでした。

さてさて3月、2回目の走行。
課題が見つかってもすぐにクリアできるわけでもなく10秒の壁がやぶれるわけではありませんでした。
10秒台までにはいけましたが、そこから先は・・・。
しかしあせらずすこしずつ課題をクリアしていく方法が無理なく安全に進歩していく方法だと自分は思います。
人間、すぐには変われないですからね。
でも前に進もうとする気持ちだけは忘れずに・・・。

|本日、お店は定休日。I藤さんにAM5:30にTELし、
「プチツ−どうですか?」、こころよく?OKをいただき、鹿野山、もみじロ−ドあたりを3時間ほど走行してきてただいま帰宅。
I 藤さんとのバイク走行はとても楽しいです。
いつもカメラを持参してきて休憩時にパチリと。親子くらい、年は離れていますがツ−にサ−キットにと心強い味方です。
とくにレ−スは1人では絶対にできませんから。ヘルパ−さんがいてこそ本人がレ−スに出れるわけですから。
I 藤さんにはほんとに感謝感謝です。

さて、3月30日、この月3度目の走行。
たしか3回とも1日3〜4本は走行したと思います。
早く10秒切りたいのと、沢山、練習しないと、との思いから、あと次回は雨で行けないかも、という思いからも行った時には空きがあればあるだけ走行してました。
自己満足という点ではいいのでしょうが社会人でなかなか休めない人にとっってはあまり効率の良い進め方ではありません。
練習は回数や時間よりも、目的をもってそれをトライしてクリアしてまた次の課題に取り組んでいくという方法がベストだと思います。
これは牧野さんにアドバイスしていただきました。
いかに中身の濃い練習をするかということです。
自分自身これからは、ただ練習走行するのではなく自分の苦手な所をいかに克服していくか、
ということがタイムUPにつながると考えています。

サスに関してですが、自分は3月、最初の走行以来1度も触っていません。
今ので6秒台は出せるセットなので、後は乗り手の問題です。
以前、牧野さんがブログに書いてあるようにアクセル全開と自分のできる範囲でのフルブレ−キをしているだけです。
それだけで今の自分のタイムは誰でも出せます。
2Vで8秒台は、それができれば間違いなく出せます。自分はコ−ナ−リングに関しては、改善の余地がたくさんあります。
苦手な所を克服できれば6秒台も出せないタイムではないと思っています。

さてさて、参戦記の方に入りましょう。4月に入り10秒の壁、破れないまま・・・
たしかこのころにテルミのセット到着。
これが入れば10秒は簡単に切れると思ったら大間違い。がんばっても10秒台が精一杯。まさに猫に小判状態。
パワ−は確実にUPし、2ヘア立ち上がりではフロントの接地感が抜けるのがわかるほど、でも4本走行してもベスト更新ならず。
I藤さんにも「あれ〜10秒きれたよ〜って報告まってたのに〜」と言われる次第・・。

以前、748Rにめぐり合えなくて良かったという理由は、ここにあります。
いくらパワ−があってもそれを使いこなせなければ意味がないということです。
むしろ、パワ−にびびってアクセル開けられないという悪循環をまねきます。

自分みたいにあまり上手でない方はパワ−の少ないマシンから始めて、アクセル全開をつねに心がける練習をして
そこからステップUPをはかった方が安全に速くなれると思います。

4月、2回目の走行。
たしかこの前に全日本ロ−ドレ−スの筑波大会があり、当然自分は見には行けませんが、
後日画像をチェックしたら、ほとんどの方がブレ−キに指を3本かけているではありませんか。ラジアルポンプをつけているのに・・。

これではいけないと思い、この時に3本指でのブレ−キに挑戦、はじめは指がレバ−にひっかかったりしてやりずらかったのですが
慣れてくるといつもよりしっかりとブレ−キングできるので、ポイントを少し奥にとれるようになりました。
そして立ち上がりにゆとりができるので、少しはやくアクセルが開けられるようになりました。
P-LAPは見ている余裕がなかったので走行後に見ると、な・な・なんと8秒台がでているではありませんか。
全然がんばっていなかったのにです。

これは、みなさんよく言っていますががんばってタイムをだそうとすると意外とタイムがでません。
なにげなくこれを試してみよう、タイムは気にせず、というときにベストが出たりしてしまいます。
ですから気をわずリラックスして課題をもって練習に取り組んでいけばおのずとタイムは更新できると思います。
とにかく、楽しむことが、1番大切だと思います。

SHOP選び。
レ−スに向かって取り組むには1番大切なことです。
趣味でのものとはいえ、公道では考えられないようなキケンなこともあるわけですから。
ある意味じぶんの車両に命を預けるわけですからね・・。
自分自身、寄り道もありましたが、レ−スにはシルヴァバ−ドさんからと決めました。本当によかったです。

ちょっと、ここ何日か筑波とは関係ないようなことを書き込んでいたように思われるかもしれませんが、
サ−キット走行をするという事に関しては大切なことだと思い書き込みしています。

サンデ−レ−スといえども、自分はれっきとしたスポ−ツだと思います。
準備、練習、筋トレ、ダイエット?etc,最後は自分自身との戦いだと思います。
自分は高校時代、陸上部に所属し駅伝等のレ−スにでていました。
動力は自分自身ですからまさに、自分との戦いでした。

ミスをしたら誰しも「しまった!」と思いますがそれをどうリカバリ−するかということが大切だと思います。
厨房でも未来の職人の卵たちに失敗してもよいからそこから学べ、と、ただし2度、3度と同じミスはするなよと。

失敗から生まれたお菓子はたくさん存在しています。だから失敗は成功のもと、だと思います。

話がそれましたが、スポ−ツ走行、レ−スは、メンタルな部分も大切です。

先日、虎の穴で教わりましたが、バイクも早寝、早起きがサ−キットでは、基本だそうです。
詳しくは・・参加してみてください。

自分自身のコントロ−ル。本当に大切です。
たしか4月の走行の時でしたが、仕事の終了が遅いので前日夜にサ−キット近くのホテル泊、
朝、起きたら霧雨・・予約も3本あるのでとりあえずサ−キットに向かう。

ピットは確保できたのでとりあえずバイクをおろして様子見、しかし止む気配はなさそう。
しばらくして、後から来た方に場所をわけてあげ、しばらくその方とお話。
その方L1(8:00〜)自分A1(8:30〜)なので路面状況を聞いてから走行するか決めよう・・。
8:00になりその方が、走行開始10分後ピットにもどり路面はWETのままだと聞く、これを聞いて本日、自分は終了と決めました。
その方はあと10分位してやめますとのことなのでPITから見送り自分は撤収にとりかかる。
チェッカ−フラッグは振られたのでそろそろ隣の方が来るかと思いきや10分たってもピットにきません。
まさか、と思っていたところドナドナ、泥だらけの車両とともに・・。ケガはなかったようですのでなによりでした。
自分もその姿を目の当たりにして(その方には失礼ですが)いい勉強させてもらいました。
交通費、宿泊代、走行券等が無駄になりもったいないとも思いますが、
レインタイヤをはき雨のレ−スのための練習とかでなければやめる勇気も必要だ、ということを気がついたので授業料と思えました。

走行券1枚、2500円。ケガの治療費、車両修理代・・プライスレス・・・。

では、5月編に参ります。

たしかこのころライセンスの変更をしました。
10秒〜12秒位がだせるようになるとファミリークラスでは走りにくくなります。
料金は少し高くなりますが走行枠は断然多くありますからこのくらいになったら変更することをオススメします。
だだ、アンダ−トレイ装着が義務付けられているのでお忘れなく、もちろん自分は銀鳥製のものです。
レ−スには必要なものですし、コ−スの安全を考えれば必要なものなので・・。

いろいろとお金はかかりますがそれに見合った以上の満足感も得られましたので自分は納得しています。

31日の走行でようやく10秒切りできました!
BEST9秒076…ふぅ。

1ヶ月前には16秒台が出て喜んでいたのに…(爆)
確かに10秒〜12秒辺りになるとL枠はひっかかって
クリアが取れませんね。
まだまだガムシャラ感がいなめないんですけど(笑)
気張りすぎず無駄を無くすことが大事ですね。
あとメンタル面の強さも必要だという事がわかってきました。問題は様々な不安です。
これ以上は自走では恐いのでトランポの確保、 更にセッティングを見てもらわないと…。
早く時間を作って銀鳥さんに行かないと。
そろそろA枠に変更しようか…
その為にも整備をちゃんとしないとね。

さて、5月はBSの走行会もありました。たしか2日続けて練習しました。
この頃には8秒台は必ず1〜2回はだせるようになりました。
CUPまでにコンスタントに8秒台がだせるようになりたいな〜と思いながら練習していました。

あと、予選の練習方法ですが30分の枠を10分X3とか15分X2というように決めて
そのなかでベストタイムを出すという方法を牧野さんから教わりました。

このことを5月頃からはじめていたので今回の予選、ポ−ルにつながったのだと思います。
みなさんもこの方法はレ−スの予選を考えたら効果的な方法ですので、ぜひ試してみてください。

5月、6月と練習では8秒台は出るようになりましたが、レ−スではそれがキチンと出せるかどうか不安でした。
ただ、自分の考え方のスタンスとして、やらないで後悔するくらいならやって失敗したほうがいいと思っています。

もちろん、誰しも失敗はしたくありませんがなにかを得ようとすればリスクは多少なりともついてきます。
それとどう向かい合いどう対処していくかということが大切だと思います。
仮にミスがあってもそこから学び、次回への学習ができたと思えればそこまでの時間や投資は無駄ではないと思います。

とはいっても7/2のレ−スまでは不安で不安でしかたありませんでした。では6月編はまた次回へ・・。

6月に入りCUPまで1ヶ月を切ると、仕事をしていても頭の中はCUPのことばかり考えていました。
なんといっても初レ−スなのでもしかしたら・・とネガティブなことばかり考えてしまいます。
でも今、思うとこんな風に何かに向かって取り組み、準備をし、モチベ−ションをあげていくなど高校生以来ですからね。
逆にこの行程を楽しめるようになれれば、社会人としてはうれしいことですね。
なんでもいいと思いますが、こんな風に楽しく仕事と趣味を両立できれば幸せだと思います。

6月は、相変わらず練習小僧の自分ですから走行していないと気が休まりませんでした。
たしか茂原での走行会も行きました。
自分のサ−キットデビュ−の場所ですし、たまには気分転換して、そしてなによりそこで知り合いになった方々が沢山いますので・・。
みんなにレ−スがんばってねとか、オレがでたときは、などなどいろいろとアドバイスもいただきました。
タイムも2秒位短縮できていたので、以前よりも進歩していることが確認できましたし、なによりも1日が楽しく過ごせました。

サ−キット走行するようになって確実に少しずつですが進歩してきましたし、
なにより共通の趣味を通じていろいろな方と知り合いになれたことが1番の収穫です。
でも相変わらず、レ−スを迎えるまでは心配でしたね・・。


さてさて、参戦記です。
とにかく、初レ-スでしたので練習しないと落ち着きませんでした。
6月は4回ほど予約を入れていましたが2回でやめました。
直前の水曜日やスポ-ツ走行枠などありましたが、ここであせって転倒したら・・と思いやめました。

お休みでしたので市川のホンダのショップにいき仲間とバイクネタで1日すごしていました。
モトGPのDVDを借りてきて夜中まで見てすごしました。
これが逆にレ−スのことを忘れてリラックスできいい気分転換になりました。
ドカにばかりお金をかけて市川のショップにはあまりお金を落とさなくなったのにがんばってきてね、と応援してくれ、
またレ−スも見に来てくれたのにはとてもうれしかったです。
10年来の付き合いですし、やはり仲間っていいな〜と思いました。

では、次回はレ−ス前日の模様を書き込みいたします。

さて、CUP EAST-1前日、仕事もそこそこに?終わらせヘルパ−I藤さんを迎えに行き、バイクを積み込み銀鳥さんへ
雨の予報だったのでI
藤さんのSSのホイ−ルをスペアとして持参いたしました。
今まで筑波のCUPで雨はなかったのに今回で伝説は破られてしまうだろうと、思ってました。
しかも初参加は自分のみなので間違いなく自分が雨男の称号をあたえられるな〜、と覚悟していました。
が、伝説は続いたのでそれが1番ほっとしました。

参加者の中では自分が1番遠方でした。
少しでも体調万全でいきたかったので近くのホテルにヘルパ−さんとともに前泊いたしました。
もちろん、夕食は縁起を担いでカツカレ−にしました。
そして宿につきI藤さんと一杯飲みながら明日の打ち合わせ。
途中から打ち合わせなのかバイク談義なのかわからなくなりましたが1時すぎまで?飲んでました。
しかし、幸いなことにこの時間でも雨が降っていませんでした。
たのむぞ〜。朝もこのままでいてくれ〜と思いながら眠りにつきました。
では、続きは次回に・・。

さて、7/2当日なななんと雨は降ってはいないではないですか。
う〜んCUP伝説おそるべしですな〜。
なにはともあれ、みんなをたたき起こして宿出発です。
6時前にはサ−キット到着。2Vクラスの人への挨拶もそこそこに、受付、車検、準備体操と大忙しです。
なにせ、2Vクラスの予選は8:30〜なので初レ−スの自分はバタバタでした。
逆に余分なこと考える暇がなかったからよかったのかもしれません。
問題があるとすれば遅くまで飲んでいたので頭が痛いことが問題でした。
予選には、汗をかいて○ルコール分を抜いてこようと考えていた不謹慎な自分でありました。

さてさて、当日の予選、2Vクラスではウォ−マ−はつかえないので2〜3周はタイヤの皮むきと体のならしです。
「さてアタックにいくか!」とすぐに前の車両にひっかかりタイムがでません。
予定より早めにピットイン、牧野さんにクリアラップがほしいと伝え合図をもらいピットアウト次の周にベスト、8秒334。
もう1周と思いアタックしましたが1へアでひっかかったので終了。
ピットにもどりそのまま銀鳥さんのテントにもどりました。

そして、驚いたことに自分がポ−ルでした。
今まで練習してきたことをそのまま実行しただけなのですが自分もビックリでした。
こうして、結果が出てくると牧野さんのおっしゃることは正しいのだな〜とつくずく思います。
そして、これで前日の○ルコールが抜けました・・。

さてさて、参戦記。
いよいよグリットにならび選手紹介、記念撮影などなど草レ−スなのにとても華やかです。
気分はまさにGPライダ−です。
そしてウォ−ムアップラン。スタ−ト練習をかねて少し回転高めにクラッチミ−ト、いい感じ。

で、本番のスタート!
そのままもう一度やればいいものを欲をかいてさらに回転数UPしてスタ−ト
ミ−トはあっていたようですが、ややフロントが浮く、後で画像を見ると10センチと浮いてないのですが
自分にはかなりリフトしている感じがしてアクセル緩めまた開けリフト、緩めを2度ほどもどしてしまいおもいっきり失速。
1コ−ナ−、1ヘアとダンゴで前に出れず、CX立ち上がり数えてみればなんと8位、
「やっても〜た〜」と思えど後悔してもしかたがないので、
「さて抜いていくか!」と気持ちを入れ替え、ただひたすら前へ前へしか考えてませんでした。
途中ミスもありましたが追いかける方が、気持ち的には楽なのであっという間の10周のレ−スでした。

レ−ス中は前を抜くことしか考えていなかったので周回遅れがでてきたころから自分が何位なのかわからなくなりました。
ゴ−ルの時はあれ、もう終わり?という感じでした。
4位か5位だと思っていたのですがなんと3位しかもチ−ム銀鳥で1-2-3でした。
お世話になった牧野さんやスタッフの方々にこういう形で恩返しができたことはとても嬉しかったです。
そしてシャンパンファイトは格別でした。今でもそのときの感触は忘れられません。
今までのすべての苦労が報われた感じです。とにかく最高のひとことです。

規定タイムを0.1秒クリアしてしまったので今回で2Vは卒業となりました。後から来る人のためにはいいシステムだと思います。
さあ、秋のCUPに向けていきますか。
今回は、まぐれポ−ル&表彰台はありえないので速い人たちの走りをまじかで見させてもらいます。

そして来年に向けての課題を見つけてきます。
ではみなさん、応援ヨロシクお願いします。