RESULT

DUCATI CUP 筑波ツーリスト・トロフィー
〜 RIDERS & MOTORCYCLE ENJOY FESTIVAL 〜

〜筑波サーキット〜   2003/11/23

 
予想外の好天に恵まれ、大きな事故もなく、転倒車も少なく、
それぞれのエントラントは、自身の夢を実現出来、目標を達成する面白さを十分に楽しまれたことでしょう。
今回我がTEAMもレースデビュー戦のライダーが5名いましたが、
転倒もなく、来年以降へ繋がる良いレースが出来たのではと考えます。
 


TEAM IWAKI SPU号について

この851SPUは、IWAKIさん自身が新車で購入後、自身のレースに使用していたマシンです。当時、OFBレースにて5秒台で走った記憶があります。その後、筑波の最終コーナーでクラッシュ、小炎上の後、ガレージで永く眠っていました。以前より、修理のお話はありましたが、今回CUP参戦を期に復活させることとなりました。レーサーを創るというよりはレストア作業です。しかも、基本的にはMT仕様でしたので、CUPレギュレーションに合致させながらです。エンジン、サスペンション等々全てです。ホイールに関しても、最近の3スポークや5スポークの物を使用してもOKなのですが、あえて当時の重いブレンボ製STDホイールを装着致しました。一番困ったのは、エアボックス。元々装着されていた物は、大幅に改造されており、再使用出来ない状態であり、新品パーツも廃盤となっていて入手出来ず、851ストラーダ純正ボックスにKNフィルターを装着、上蓋はカットとし、エアホースは取りはずした仕様としました。SPUの本来の性能を出し切れない状態ではあるものの、この仕様であればレギュレーション上、問題とならない範囲と考えました。が、主催者側の見解はあくまでも標準装着パーツでなければならないとのことで、今回賞典外の参加となりました。
シェイクダウンは雨のライディングパーティーでした。ウェットではセットアップも出来ず、ドライで乗るのはレース当日という状態でしたが、結果としては、ベスト6秒083で決勝5位でした。マシンの仕上がりからすれば、ほぼ予想通りの結果ではありましたが、次に向けての方向性も確認することが出来ました。