RESULT

− バトル・オブ・ザ・ツイン −
〜筑波サーキット〜   2003/3/21

 

3月21日に開催されたBOTTの結果報告です。


 我がTEAM SilverBirdからは、MT1クラスに2台のエントリー。モンスターS4の山本剛久と916Sの藤崎浩二選手。当然のことながら、2人共にマイマシンでの参加です。両者セットアップも順調に仕上がりつつありましたので、予選も当然の結果として、2位3位の絶好のポジションをゲットしました。特にS4に乗る山本は自己ベストタイム2秒196をたたき出しました。予選の1位4位は、マシンはショップ所有、ライダーは元IAと少々取り組み方がMTクラスの趣旨とは少しずれているかもしれません


      いよいよ決勝スタート!
山本はうまく飛び出し、1コーナーホールショット。だが、ドラマはすでに始まっており、1コーナー立ち上がり危うくハイサイド。何とか持ち応え、数ラップ3位走行。しかし、山本はCXコーナー入り口で仕掛け、何と元IA2人に対し、アタマを奪取。何て奴だ。それも1ラップのみ。でも、観ていてくれた皆さんには受けました。
方や、藤崎。なんとスタートでクラッチミート失敗。エンスト。それでも、全車スタートした後に一人で押しがけ。ほとんど奇跡的にエンジン始動。すでに全車全く見えない。その追い上げも凄まじく、レース終わってみれば何と、6位入賞。良く集中力を切らさず、走りきったものだ。しかも、一番の驚きは、コンタクトレンズを愛用している藤崎のヘルメットのシールドに自身のコンタクトレンズがへばり付いていたのだ。そう、彼は、ほとんど片目で走っていたのだ。そういえば、コーナー入り口でスロットルを離すのが、何時よりも少し早かった。

 結果は、2位・6位と少し残念ではありましたが、次レースに繋がるいい走りでした。ピレリタイヤの優秀性にも十分に助けられました。観客の皆さんに、「いいレースでしたね」「面白かったですよ」と声を掛けられました。次のレースも応援よろしく。
 余談ですが、2Vモンスターでチャレンジの船木選手。空冷2Vで頑張ってますね。2Vの可能性、夢が拡がります。



   表彰を受ける2位山本選手。6位藤崎選手。